2010年10月17日

モレスキンのダイアリー

モレスキンのダイアリーを買った.


近所の書店にて定価で購入したのだが,Amazonでは2割引である.

失敗した.

開いたところ.
moleskin中.jpg
これは1週間見開きの18か月タイプ.もちろん他にも様々なものが用意されている.

右端にかかっているのが,
モレスキンのアイコンの一つ“ノートを束ねるゴムバンド”だ.
これは実用上もなかなか有意義である.

もう一つのアイコン“内側のまちつきポケット”
moleskin袋.jpg
購入時にはここに,簡単な住所録と“モレスキンの歴史”パンフレット(8か国語),
そして“個体識別番号が印刷されたステッカー”が収められている.
写真左下に貼った青いシールがそれである.志は自動車の車台番号と同じか.

当然のことながらすべて英語表記.
moleskin頁.jpg
各日付欄に,その日を祭日に定めている国の略称がズラズラと記載されている.
また,月の満ち欠けも記される.

このあたり,眺めて楽しむのにはいいが,実用的ではない.
私は購入してすぐ,本邦の祭日に赤丸を付ける作業をした.

たまたまこのダイアリーがハードカバーバージョンであったこともあり,
手にした際の,いいもの感,はたしかにうまく演出されている.

しかし言うまでもなく,モレスキンのポイントはそのイメージ戦略だ.

その出自はいささか不分明だけれど,
ゴッホ・ピカソ・ヘミングウェイ・チャトウィンが愛用した
「伝説的ノートブックの相続人であり継承者です」と言われると,
なにやら,これを手にすると,
たとえば自分がクリエイティブな人間になれるように思えてしまう.

少し古いアイコンのイメージを巧みに利用するという点は,
クルマで言えば,ニューミニやビートルに通じる手法である.

当然製品はメイドインチャイナなのであるが,
その点も「中国は紙製品や紙加工において,世界で最も長い伝統があり…
非常に高いレベルを擁しています」(モレスキン.jpのHPより)
と切り返す.

ほとんど屁理屈だけれど.


毎年,どこかから回ってきた企業のロゴ入り手帳を使ってきて,
980円の高橋手帳ですら買わなかった人間に,
2,000円以上を払わせるのだから, モレスキン恐るべし.

まさに,ニードは創り出すものである.

毎日一度は手にする手帳.
そのたびにほんの少しでも豊かな気持ちになれるなら,
騙されてみるのも悪くない.


火付け役?

posted by いつかはシャマル at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 持ちモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする