2012年10月30日

疲れた

約束の夕方6時前から、とある病院の廊下に立つ。
待つこと46分、
おお、すまんすまん、と軽く右手をあげながらようやく先生が現れた。
30分ほど貴重な時間をいただき、先生の部屋を辞したのは7:15ごろ。
自分に代わって部屋に入るMRさん達に軽く会釈。
6:30のアポイントメントだったというから、
彼らが待ったのも結果的に約45分。痛み分けだな、等と思いつつ帰路につく。

よくある光景だ。
大した労働でもない。本当に。
世の中のほとんどの働く人たちが、そんな私よりははるかに勤勉に仕事をしているはずである。
いや、今この時間にも、まだねじり鉢巻きで残業をしている人だって確実に存在する。

しかし、全く情けないことに、なにもしていないくせに、
今日の自分は家路をたどりながら、だんだんと増してくるとてつもない徒労感に襲われた。
家にたどり着いてそのまま居間の薄いカーペットの上にへたり込んでしまうほどの徒労感。
シャワーを浴びるときに脱いだものを洗濯機に放り込むことさえ大儀なほどの徒労感。
先に帰ったカミさんが作ってくれたアスパラ肉まきに
「おいしいね」と一言声を発することもままならないような徒労感。
缶ビールを冷蔵庫から出すのさえ億劫だった。こんなことは初めてだ。

別に仕事の上で何があったわけでもない、
ただ、自分の中で少しずつ緩んできたどこかのネジが外れてしまったような気がする。

会社のためでもない、給料のためでもない、
大人なら、仕事はやり遂げるものだ。
何があっても、目標の期日には求められる品質の結果を提示してみせる、
それは至極当然のことだ。

徹夜で飲み明かした次の日こそ、
這ってでも遅刻せずに会社に行け。

そんな風に信じていた自分は、どこに行ったのだろう。

環境のせいなのか、年齢のせいなのか、あるいはどこかビョーキなのか、

人の心境は、変わるからこそ面白い、のかもしれない。
posted by いつかはシャマル at 23:27| Comment(1) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うーん、何か考えさせられるものがあります。
私もいろいろとあります、もう何年も足掻いているような。
が、それもまた自分の人生なんだと努めて考えるようにしています。
あっ、ところで私のカリフ購入を後押しして下さったのは、いつかはシャマルさんのブログなんですよ。あの時カリフと222SEがデポさんにあって、どっちにしようか迷いました、でもいつかはシャマルさんの文(ほとんどマセラティ広報)に触れ「やっぱカリフ」となりました。
さて、ではまた「マセラティでイッてみよう」コメント欄でお会いしましょう。
Posted by 一松 at 2012年11月07日 21:47
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: