2017年03月12日

おもちゃ箱

幼い頃、ほとんどおもちゃを買ってもらえなかった。
なぜかは知らない。

近所に、縁側におもちゃ箱を置いている家があった。
古き良き時代である。
雨戸を閉めれば家の外。

早朝、自宅を抜け出し、その縁側に行き、
磁石で合体するロボットのおもちゃを勝手にいじくっていた記憶がある…

なぜかみつかって叱られたけれど。

馴染みの中古車屋さんは日曜日が休日。
社長に、「いいっすよ。でもいる日に来てくださいよ。」と包括的な承諾はいただいているが、
誰もいないそのお店の休日に、
次々と入れ替わる在庫車を見に行くのが好きなのは、
そんな原体験も影響しているのだろうか。

おもちゃ箱の中で、一番気になっていたのは2006年式ボルボS80クラシック

なにせ走行6万キロ代で本体価格45万円である。
FF、4速ATではあるが、季節を問わず質実剛健、
ボルボの文法に則った快適な高速ツーリングを約束してくれるのではないか…
そんな期待が膨らむ。

しかし、今日はおもちゃ箱のある縁側までたどり着くことなく、
小一時間のドライブを終えて帰宅した。

目的地まで往復するには若干持ち時間が足りなかったこともあるのだが、
好天にホロを下ろして転がした916S2Bスパイダーは…

最高であった。

青空に包まれながら、2速、3速と、5000回転程度までツインスパークを引っ張ると、
オリジナルのマフラーからなんとも言えないアルファサウンドが聴こえてくる。

この世界にもう少し居たい。

ボルボはひとまずお預け、である。
posted by いつかはシャマル at 23:13| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする